雑多になってきたな……

今期アニメ私感(2015.1-3) 

2015年、第一四半(1~3月)期分

視聴を終えた作品を逐次レビューしていきます。
私的評価は単体でのもので、○×式の相対評価は後日まとめて行います。

2015.4.13 追加
木曜深夜
戦国無双(特別枠) 私的評価:×
金曜深夜
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 私的評価:D

レビュー(感想)はネタバレ大爆発のため、別記。

相方作成バナー(あかポルティ)

- 感想文のようなもの -

戦国無双 全12話 私的評価:×
【戦国時代】【原作:ゲーム】【合戦】【邂逅】
今期ナンバーワンのクソアニメはGレコではなくこれ。
1.アクションシーンがショボい
一目見ればわかる通り「背景+一枚絵を多少スクロールさせてセリフつき」が大半。
この上に幾度も使い回しを重ねるという手抜きが散りばめられており、合戦シーンの
臨場感とかは皆無に等しい。「幸腹グラフィティ」での食事シーンの方が動きが細かく、
殺し合いよりもメシ食ってる方が造りが精巧という逆転現象。アニメなめてんのか。
2.ストーリーがメチャクチャ
原作がゲームである以上、史実に対してある程度のアレンジがなされていることは
致し方なしだが、出すべき人物を必要最低限以下にしているために破綻がひどい。
まず感じたのは諸大名との折衝において、ほぼ毎回のように真田信之が上杉家や
豊臣家に出向いていたこと。領主である立場の大名が幕府の名代などありえない。
また関ヶ原から大阪冬の陣に至る流れで数多くの水面下でのせめぎ合いがあった
はずだが、作中では「決戦不可避」の前提で妙にストレートに進んでしまっている。
特に合戦を嫌っていたはずの豊臣秀頼が衝突回避のために動いた形跡は全くなく、
大阪城にて綺麗事を言っていただけ。戦国時代なめてんのか。
3.音楽が軽い
オープンエンドの曲は和楽器バンドというグループがやっているそうだが、この曲が
また軽い。原作ゲームでも和楽器風の演奏は取り入れられてはいたが、低音を厚く
することで軽くなるのを防いでいた。その上で安っぽいアニメソングの定番といえる
「美麗字句並べ立て」をやってしまっているためほとんど雑音レベル。作中の音楽も
各シーンを盛り上げられるものではなく、なぜゲーム原作なのにゲーム中の楽曲を
使わなかったのかと甚だしく疑問。ゲームのアニメ化で原作を蔑ろにすんなよ。
4.キャラクターがひどい
主人公格である真田兄弟はさておき、周りのキャラたちがひどすぎる。
伊達政宗は形勢がヤバくなったら銃に頼る卑怯者、立ち話中に流れ矢に当たって
そのまま死んだ大谷吉継、総指揮官でありながら手加減攻撃で犠牲だけを強いた
挙句いきなり特攻して散った石田三成など、史実でのファンはキレていいレベル。
最悪なのはゲームにはいなかったほぼオリキャラの徳川秀忠…ではなく豊臣秀頼。
最初は聡明そうに描かれてはいたが気が付くと徳川史観に概ね則ったいるだけの
大将で、自分でやったことは大阪城に火をつけたラストのみ。なによアンタ。

これ以外も粗を挙げればキリがなく、原作ゲームの声優をそのまま使っていること
くらいしかアピールできるポイントはない。新作の販促にもつながるとは思えない。
最近の原作ゲームの出来はわからないが、ゲームそのものの質とは関連が薄い
キャラ商法や声優商法が目立つことから、どうも無双シリーズ全体が迷走している
感がある。この「戦国無双クソアニメ化」はそれを象徴する出来事のひとつであろう。

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 全25話 私的評価:D
【高飛車ヒロイン】【異世界】【差別】【紛争】【メカアクション】
マナという魔法的なエネルギーを軸に発展していた皇国の皇女が、マナを持たない
劣等種である扱いを受け「パラメイル」というメカを駆り、異世界より侵略してくる竜と
戦わされるというのが最序盤の流れ。ここから勢力図や人間関係が細かく変化して
一見メリハリのあるストーリー展開のように思えるのだが、主人公であるアンジュが
基本「反発」かつそのときの気分で動いているため悪い意味で共感しづらい。
当然周囲の人間もそんな彼女には反発するのだが、アンジュ(と乗機ヴィルキス)が
高い戦果を挙げるために実力で黙らされ、中盤以降その力関係が動いたと思ったら
ラスボスに頼っていただけだったという残念具合。最終的にアンジュについていけば
問題ないと団結してしまう、それまでの紆余曲折はなんだったのと脱力するしかない。
物語の背景から女性キャラの方が多いのだが、終盤にエリシャがポツンと漏らした
「チョロい女」というセリフがほとんどすべてを物語っているといっても過言ではない。

作中胸がはだけるだけでなく全裸になる場面もザラで、そういう意味合いで衝撃的な
シーンも多いがかえって安っぽくしてしまっている感が拭えない。終盤爆弾を抱えて
自爆するシーンが「テロを想起させるとの指摘を受けた」と制作側が憤慨したという
話を聞いたが、それはそのシーンが単なる構成上の時間稼ぎでしかなかっただけの
安易な手段であるといった、拙い脚本に対する根本的な批判であろう。

アクションシーンはなかなかだが、どこかで見たことのある動き。また使い回しも多く
せっかくのスピード感も何度も見ているうちに興醒めに。パラメイル・ラグナメイルに
よるメカアクションは全体的な流れを鑑みてもメインとはならないと思われる。

中盤に登場する「調律者」がいわゆるラスボスで、どこかで聴いたような言い回しで
大物感はたっぷりなのだが、話が進行していくにつれ順調にゲスキャラと化していき
最終話ではアンジュを拉致してエッチしてしまおうとするところを妨害されるといった
ラスボスサイドで見るとなんとも情けない展開に。
ただそこでの「女の扱いも知らない、千年ひきこもりの変態オヤジの遺伝子なんて、
生理的に絶対ムリ!」と叫ぶアンジュの決め台詞は、けっこう好き。

女性声優が非常に多いだけでなく豪華なこと、後期オープニングに高橋洋子さんを
起用していることなどずいぶんとコストはかかっているように思えるが、内容的には
非常に残念なレベル。個々の見所はそれなりにあるが大筋がどこかおかしかった。
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迷品短槍

Author:迷品短槍
(めいひん たんそう)

個人小説サイト
迷品collection」の出張版。

ゲーム・アニメネタ中心。
記事数がそこそこあるのは
ネトゲぶろぐの名残です。
(旧HN:がんまれい)

【Diablo Ⅲ】
Reaper of Soulsから
始めた新参者。PS3版にて
もそもそ遊んでいます。

【Wizardry】
AppleⅡ版、PC88版を経て
Family Computerからの
和製Wizを重んじる守旧派。
Wizardry歴は32年目。

【Elminage】
PS2版#1からスタート。
最近えらい遅れ馳せながら、
Gothicの3DS版開始。

Myメインは魔族混血君主。
聖なる鎧が装備不可でも
ライフスティーラーと
ダーククリスタルで
イヴァグ尖塔を踏破。

【DragonQuest】
プレイ暦は#1~#9まで。
ただし#7と#8は未クリア。
派生作品はわかりません。

【Anime】
恋愛・日常ものが好きです。
CSないっす。
[年別私的Best]
2012:夏雪ランデブー
2013:ゆゆ式
2014:未確認で進行形
2015:四月は君の嘘
2016:プリンス・オブ・
 ストライド オルタナティブ
2017:月がきれい
2018:ポプテピピック(暫定)

【Trickstar】
2014年サービス終了。
スマートフォン版はスルー。

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